ブロガーが伝える多摩の魅力
多摩地域の多彩な魅力をブロガーが発掘&紹介!自然、子育て、遊び、グルメ…個性あふれるブロガーが感じたゆたかな魅力が紹介されています。
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30年度
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奥多摩の絶景を眺めながらレンタサイクルに挑戦してきた!
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29年度
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アメリカンテイストな第67回福生七夕まつりに行ってきました
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【福生ベースサイドストリート】アメリカンな雰囲気が味わえる「DEMODE DINER」でボリュームMAXの肉厚ハンバーガーを食べてきた
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【福生】「石川酒造」で明治期の酒蔵を見学!お酒の試飲が楽しめる酒飲みテーマパークに行ってきた
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聖蹟桜ヶ丘をさんぽ 前編「耳をすませば」のモデルとされた街
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聖蹟桜ヶ丘さんぽ 中編「耳すま」の舞台「いろは坂」を登る
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聖蹟桜ヶ丘さんぽ 後編「dining和桜」であの鍋焼きうどんを食す
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550万本のコスモスまつり!国営昭和記念公園を花見さんぽ
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昭和記念公園のランチはレイクサイドレストランがおすすめ
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国営昭和記念公園でレンタサイクル!木漏れ日の中のサイクリングが気持ちいい
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アメリカンテイストな第67回福生七夕まつりに行ってきました(2017年8月8日)

こんにちは、東京散歩ぽです!
今回は東京都の「多摩の魅力発信プロジェクト」の一環で福生市で2017年8月3日から6日まで4日間開催された「第67回福生七夕まつり」の初日の模様を取材してきました!
第67回福生七夕まつり

「福生七夕まつり」は仙台七夕まつりをきっかけに昭和26年からはじまった福生市名物の夏祭りです。
期間中は30万人以上の来場者があるということもあり、会場となるJR福生駅西口広場から隣のJR牛浜駅前まで一般車両を通行止め(13:30?21:00)して開催されました。
今年のテーマは「FUSSAらしく。」
福生駅前の駅前通りには竹飾りは商店や小学校、中学校、団体などが作成したアメリカンテイストな65以上のカラフルな竹飾りが駅前の通りのあちらこちらに飾られてました。



竹飾りのひとつひとつにたくさんの短冊が!


それにしてもこの竹飾りがかなり大きい!ビル2階?3階くらいの高さまでありそうなものばかりです。

駅前の商店では数多くの露店が出店してて大変賑わってました。
こちらは福生のご当地グルメ「福生ドッグ」を販売する「ブレッドガーデン」さん。
大きなソーセージに特製サルサソースとチーズクリームが絡んだホットドッグが人気です。

駅前通りから一つ入った銀座通りでも竹飾りがぎっしり!


福生市観光協会「くるみるふっさ」の前では願い事コーナーがあり、自分の願い事を短冊に書いてお願いすることができましたよ!

銀座通りのお店もこの日はお祭り仕様で営業!
こちらの「大衆酒場やまざき」さんの焼き鳥は多くの人が並ぶほど大人気でした。
七夕織姫コンテスト

司会は昨年度グランプリの鵜野有理恵さん。

グランプリと特別賞の3名が選ばれました!

七夕織姫コンテストグランプリの瀬口美乃さん
今年度のグランプリは俳優として活躍中の瀬口美乃さん。
これから1年間、福生市の観光大使として様々なイベントに出演されるそうです。

↑瀬口さんのTwitterでは僕が撮影した写真も掲載!
七夕まつりの最終日には早くも司会をされたそうですよ!本当におめでとうございます!
米国空軍太平洋音楽隊による演奏も

米国空軍太平洋音楽隊”パシフィック・ブラス”による演奏もありました。

ということで福生七夕まつり初日の模様をお伝えしました。
仙台の七夕まつりがきっかけで誕生した福生七夕まつりは市民のみなさんがひとつひとつ手作りで作りあげた竹飾りの数にとにかく圧倒されました。
期間中は総勢2,000名の踊り手が踊る民謡パレードやアメリカンパーク、クラシックカーの展示など、アメリカ色の強い福生市を前面に出した楽しいお祭りでした!
【福生ベースサイドストリート】アメリカンな雰囲気が味わえる「DEMODE DINER」でボリュームMAXの肉厚ハンバーガーを食べてきた!(2018年8月11日)

こんにちは、東京散歩ぽです。
東京都の「多摩の魅力発信プロジェクト」の一環で福生市を取材してきました!前回の「福生七夕まつり」に続いて今回は米軍横田基地沿いを走る、福生ベースサイドストリートをお伝えします!
国道16号線沿いの福生ベースサイドストリート


今回訪れた福生市は米軍横田基地を擁する人口約58,000人の街です。
その横田基地沿いを走る国道16号線は「福生ベースサイドストリート」とも呼ばれ、アンティークショップ、雑貨店、ダイナー、カフェなどが多く立ち並んでいて異国情緒溢れる街並みが魅力です。

ポップなカラーリングのワゴン車が!

「RAINBOW TRIBE」はアクセサリー屋さん。


1950年代~60年代のアメリカンなアンティーク雑貨を取り扱う「BIG MAMA」はお店の中を見るだけでも楽しい。
福生ドッグが食べられる「フレッシュベーグルHoop」

そんな福生ベースサイドストリートでは福生ご当地グルメの「福生ドッグ」が食べられるお店が3軒あります。
そのひとつである「ベーグルサンドHoop」は2012年オープンのお店。毎日30種類もの焼きたてベーグルとサンドウィッチが食べられるお店です。

店内は落ち着いた感じでテーブル席も多く、ゆったりとお食事が楽しめるレストランになってます。
福生ドッグ(600円税抜)

ということでまずはこちらで「福生ドッグ」をいただきます!
パンはプレーンか全粒粉のベーグル、バケット、ラウンド食パンの4種類から選べます。今回はベーグル屋さんということでプレーンのベーグルに挟んでもらいました。プラス50円で店内で販売している好きなベーグルに挟むこともできます。

ベーグルに挟まれた福生ドッグは一見ハンバーガーのような出で立ち(^^ ) ケチャップとマスタードをたっぷりかけたジューシーなソーセージとベーグルの相性が抜群!

お店の前になにげなく置いてあるベンチもアメリカンな雰囲気。

ビンテージ家具を探すなら「DEMODE MODE家具」がかなり豊富でした。

マンションの駐車場にプロペラ機が出現!これは目立つ。
アメリカンな雰囲気全開の「DEMODE DINER」

さて、そんな福生ベースサイドストリートでも圧倒的な存在感を誇るこちらの「DEMODE DINER(デモデダイナー)」はアメリカンな雰囲気が楽しめる人気のダイナーです。

店内は革張りの対面ソファー席、天井からはシーリングファンがくるくると周ってて、昔観た映画『スタンド・バイ・ミー』などに出てきたアメリカンダイナーそのもの!
DEMODE DINERのランチメニュー

DEMODE DINERの平日ランチメニューはこちら!
メインはやっぱりハンバーガー!ホットドッグやサンドウィッチ、ビーフステーキプレートなんかもあります!

オレンジジュース(ランチならプラス150円税別)とルートビア(390円税別)!
ハンバーガーにはこれが最高。
マッシュルームチーズバーガー(1,500円税別)

ハンバーガーのボリューム感ハンパない(^^ )
フレンチフライもたっぷりついてます。

バンズの香ばしい香りもいいですね。


おいしい!
かぶりついていただきます!ちなみに食べ終わってから気づいたんですが、ハンバーガーを入れる専用の袋に入れて食べれば、なお食べやすいです!
チーズドッグ(900円税込)

こちらは嫁さんオーダーの「チーズドッグ」!これもものすごいボリューム!
辛めのチョリソーが挟まって、ドックの上にはたっぷりすぎるチーズソースがこれでもかってほどかかってます。チーズソースで食べるフレンチフライがこれまた激ウマ。
「DEMODE DINER」はアメリカンな雰囲気を存分に楽しめるダイナーでした。
横田基地日米友好祭2017は9月16日、17日に開催


横田基地日米友好祭2017は9/16、17
ということで福生ベースサイドストリートをご案内しました。
2017年9月16日、17日には毎年恒例の「横田基地日米友好祭(フレンドシップフェスティバル)2017」が開催されます。僕も行ったことがあるのですが、開催中は屋台や航空ショーなど毎年十数万人が訪れる大人気イベントですよ!
本当にここ日本?と勘違いしてしまうほど、異国情緒溢れるルート16。福生の散策ルートには必ず行っておきたいおすすめスポットです!
【福生】「石川酒造」で明治期の酒蔵を見学!お酒の試飲が楽しめる酒飲みテーマパークに行ってきた(2017年8月11日)
こんにちは、東京散歩ぽです。
東京都の「多摩の魅力発信プロジェクト」の一環で福生市を取材してきました!前回の「福生ベースサイドストリート」に続いて、今回は福生市で154年続く老舗酒蔵「石川酒造」を取材してきました!
「酒飲みのテーマパーク」石川酒造の酒蔵見学

今回、訪れた石川酒造はJR拝島駅南口から徒歩約15分(タクシーだと約8分)のところにあります。
こちらは幕末の江戸時代、文久三年(1863年)創業の154年の歴史を持つ老舗酒蔵です。
こちらの酒蔵は事前予約(電話予約)すれば、無料で見学できますよ!


この日のガイドは石川酒造の橋本さん。
約1時間弱の酒蔵見学は明治13年(1880年)に建てられた国の登録有形文化財にも指定されてる本蔵から見学スタートです!

こちらの本蔵は高さ13m、横幅25m、奥行き31mの土蔵造りの3階建てでお酒を仕込んだり貯蔵したりしている蔵です。
この日の最高気温は37℃にもなる猛暑でしたが、蔵の中は冷房をかけなくても22℃とヒンヤリ。
大きな酒蔵では空調設備があるため、年間を通してお酒が仕込めますが、石川酒造さんでは「寒仕込み」といって冬場にしかお酒を仕込まないそうです。
最盛期の1月頃に見学に来ると蔵の中はお酒の香りで一杯になるそうで、その香りだけで酔ってしまう方もいるとか。


蔵の中にはたくさんの仕込みタンクが並んでました。タンクには生年月日と名前、タンク容量が表示されてます。
仕込みは4日間、発酵に20?25日と約1ヶ月かけて酒造りが行われるんですね。

本蔵の入り口には「杉玉」と呼ばれる大きな玉が飾られてあります。
こちらは酒屋さんによく飾られている目印。新酒が出来る11月ごろに新しい青い杉玉が飾られるそうです。だんだん茶色になって来ると熟成してきましたという意味でお酒の熟成具合の目印にもなったそうです。

本蔵の前には小川が流れてました。玉川上水から生活用水としてひかれた熊川分水が流れます。
よーく見ると小魚もたくさん泳いでました。

その隣には石川酒造で酒造りに用いる「仕込み水」が見られます。
この水は地下約150mから組み上げた地下天然水(中硬水)。石川酒造の敷地内の全ての蛇口から、この仕込み水が出て来るそうです。
樹齢400年以上の夫婦欅

これは樹齢400年を超える夫婦欅。これは大きい!

仲睦まじく並ぶことから夫婦で触るとより仲良く、独身の方は良縁に恵まれるそうですよ!僕らも一緒に夫婦欅のパワーをもらってきました。
こちらにはお米の神様「大黒」様と水の神様「弁天」様がお祀りされてて、毎朝夕に、良いお酒が作れるようお祈りしているそうです。


この大きな釜の上にはコメを蒸すための「甑(こしき)」とよばれる大きなカゴが乗ってました。
昔はこの蒸し器で約2,000kgのお米を蒸したそうです。大変だったろうな~。

石川酒造を代々受け継いできた石川家の長屋門。
250年前に作られたこちらの門も国の有形文化財に指定されています。

現当主が十八代目なんだそうです。

もちろん、この先は石川さんの私有地なので、立ち入りは出来ませんが、緑に囲まれたとても立派な日本庭園でした。
麦酒釜の館

こちらは「麦酒釜の館」。
石川酒造は明治20年(1887年)から「日本ビール」という名でビールを製造・販売してました。しかし、当時は冷蔵技術がなかったため、わずか1年間だけの製造と販売だけで生産を終了してしまったそうです。

こちらは麦汁を煮沸したという麦酒釜がありました。
実はこの麦酒釜、ものすごく珍しくって第2次世界大戦中の供出を免れた現存する最古の麦酒釜なんですって。
なぜ、供出を免れたかというと1年間のビール生産が終わった後、この釜は雨ざらしで半分以上、土に埋まってたことから大きな池にしか見えず、供出を免れたという貴重な代物なんですって。

今では、そのありがたさからお金を入れる人が増えているそうです。
(お金は全て寄付しているそうです。)
地ビール「多摩の恵」をつくる向蔵ビール工房

こちらも明治29年(1896年)に建てられた国の有形文化財です。

「多摩の恵」は平成10年に110年ぶりに復活した石川酒造さんのビール。
この時は黒ビールを生産で大忙しでした。

向蔵ビール工房の迎えには高さ約22m、幹周り4.4mと福生市指定天然記念物にもなっている樹齢700年のご神木「石川家のケヤキ」があります。
こちらは福生市内で一番大きい樹木。敷地内に大きな木がたくさんありすぎ。

ご神木の裏側にあるこちらの井戸の周りには椅子が設置されていて、売店で買った地ビールを楽しむことができます。
GWごろには八重桜を見ながらビールが飲めるそうです。
お楽しみの試飲タイム!

さて、酒蔵見学もいよいよ終盤。
敷地内で石川酒造のお酒やビールを売っている「酒世羅(さけせらー)」でお楽しみのお酒の試飲が楽しめます。


こちらでは「多満自慢」や地ビールの「多摩の恵」などのお酒をお土産に購入できる直売店です。

こちらの純米酒「たまの八重桜(やえさくら)」は創業150周年を
記念して作られた創業当時の銘柄の復刻版。

甘口の「たまの八重桜」はぬる燗がおすすめなんだそうですが、冷やでも美味しい純米酒でした。

他にも「東京の森」「多満自慢 熊川一番地」「多満の八重梅(梅酒)」と全部で4種類のお酒を試飲しました。
特に純米酒で仕込んだという「多満の八重梅」は飲み口がめちゃくちゃ上品で美味しい梅酒でした!

ガイドの橋本さんが楽しい
案内してくれた石川酒造の橋本さんは豊富な知識量とユーモラスなガイドで楽しく石川酒造の歴史を教えてくれました!
約1時間の酒蔵見学はこれにて終了。事前予約が必要ですが、無料で楽しめてお酒の試飲も出来る酒蔵見学は勉強になって面白かったです!
まとめ

ということで福生市の老舗酒蔵「石川酒造」をご案内しました。
敷地内の建物の多くが明治時代に建てられた国の有形文化財ということで、明治時代にタイムスリップしたかのような雰囲気が楽しめました。
次回は敷地内に併設されているイタリアンレストラン「福生のビール小屋」も模様をお伝えします。
聖蹟桜ヶ丘をさんぽ 前編「耳をすませば」のモデルとされた街(2017年9月14日)
こんにちは、東京散歩ぽです。
東京都の「多摩の魅力発信プロジェクト」の一環で多摩市にある聖蹟桜ヶ丘を散歩してきました!
ジブリ映画「耳をすませば」のモデルとされた街

ここ多摩市の聖蹟桜ヶ丘は新宿から京王線の特急で約26分のところにある多摩市の街です。
ここは1995年に公開されたジブリ映画「耳をすませば」のモデルとされた街としても有名で休日には聖地巡礼として散策に訪れる方が多い人気スポット。
青春のポスト

その聖蹟桜ヶ丘駅前には「耳をすませば」に出てきた「地球屋」をモチーフにしたポストが設置しています。
こちらは郵便ポストではなく「青春を見守るポスト」。自分の夢や目標をカードに綴って、夢が叶ったらまた報告を投函してほしい祈りがこめられたポストで2012年の春に設置されました。
聖蹟桜ヶ丘散策マップ

青春のポストの横には駅前から続く散策マップが掲示されてます。
今回はこれを辿って「耳をすませば」に出てきたあのシーンを振替ながら散歩してみましょう!
スタンプラリー台紙をゲット!

実はこの散策マップはスタンプリラリーになってて、スタンプを押しながら散策が楽しめますよ!
スタンプラリーの台紙は「青春のポスト」の裏にあるエスカレーターをあがって、こちらの京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターA館入り口を入ると、

他にもいろんなウォーキングコースのマップがあるのね。



聖蹟桜ヶ丘さんぽに出発!
今日はいい天気。

駅前からつづく「さくら通り」は文字通り、桜並木が続きます。春には「せいせき桜まつり」では多くの人が訪れるそうですよ!「耳すま」の主人公、雫が駅から歩く街並みによく似ていますね。
コーヒーショップ「tak beans」

「tak beans(タックビーンズ)」さんがあります。ちょっとこちらで休憩。

プーンと漂います。

コラボしたラスカルのドリップパックセットも販売中です。

マスターがハンドドリップで淹れてくれた本日のコーヒーを店内でいただいて、次回はスタンプラリー2ヶ所目を目指します!
聖蹟桜ヶ丘さんぽ 中編「耳すま」の舞台「いろは坂」を登る (2017年9月18日)

こんにちは、東京散歩ぽです。
東京都の「多摩の魅力発信プロジェクト」の一環で多摩市にある聖蹟桜ヶ丘を散歩しています。
前回、コーヒーショップ「tak beans」で一服して、聖蹟桜ヶ丘散策マップの2ヶ所目のスタンプ設置場所を目指しました。
2ヶ所目はコンビニに設置してます

2ヶ所目はさくら通りにもどってすぐのところにあるこちらのコンビニにあります。


2ヶ所目はこれから登る「いろは坂」の風景でした。これからはいよいよ坂を登って、丘を上がりますよ!
大栗川を渡る


川沿いには遊歩道もあって散策してる人もいました。

どこか「カントリーロード」の歌声が聞こえてきそうな風景を眺めながら進むと、
いろは坂へ

ジブリ映画「耳をすませば」のワンシーンにそっくりな急カーブの坂道を上がって行きます。
こちらが「いろは坂」です。

この日は快晴。
いろは坂は結構な急勾配なのでゆっくり登って行きましょう。
いろは坂桜公園

「耳すま」で図書館のモデルになったエリア。
ここには「いろは坂桜公園」があります。

春頃にはたくさんの花見客で賑わいそうですね!

いろは坂桜公園からは聖蹟桜ヶ丘の街並みを見下ろすことができます。
ここの地名となっている聖蹟桜ヶ丘の「聖蹟」とは、天皇が行幸なされた土地のことを意味するそうです。
かの明治天皇がその昔、兎狩りや鮎狩りのために4回訪れられたことから、この地名が着いたそうですよ!


この階段!「耳すま」の主人公が駆け下りた階段にそっくり!この階段を登り切れば、3ヶ所目も近いはず!
金毘羅宮

金毘羅宮という小さな神社がありました。

「耳すま」の主人公がクラスメートの杉村に告白されるシーンの神社にそっくり。
恋みくじもあります

ちなみに境内には「恋みくじ」の自販機が設置してありましたよ!
いろは坂はジブリ映画「耳をすませば」を観た方には堪らないほど、多くのシーンを彷彿とさせるロケーションがたくさんありました。
さて、次回はスタンプラリーのゴールで「耳すま」にも出てきた、あの料理をいただきます。
聖蹟桜ヶ丘さんぽ 後編「dining和桜」であの鍋焼きうどんを食す (2017年9月19日)

こんにちは、東京散歩ぽです。
東京都の「多摩の魅力発信プロジェクト」の一環で多摩市にある聖蹟桜ヶ丘を散歩しています。
前回、ジブリ映画「耳をすませば」のモデルとされたいろは坂を登りきり、金比羅宮を参拝して、いよいよ聖蹟桜ヶ丘散策マップの3ヶ所目のスタンプ設置場所を目指しました。
映画『一週間フレンズ。』のロケ地となった階段

金比羅宮を後にしてしばし歩いていくと、スカッとした青空が広がる見晴らしのいい場所が見えてきました。
ここは今年公開された川口春奈さん、山﨑賢人さん主演の映画『一週間フレンズ。』のロケ地となった階段です。

ふう~いい眺め。

多摩市は映画やテレビのロケ地としてもたびたび登場する街です。
都内唯一の環状交差点、桜ヶ丘ロータリー

さて、いよいよ聖蹟桜ヶ丘さんぽも終盤。
ここは桜ヶ丘ロータリーと言って、都内で唯一の環状交差点(ラウンドアバウト)です。標識も特徴的ですね。

環状交差点は時計回りに回りながら、好きな道に左折するのが特徴でパリの凱旋門の周りがここと同じ環状交差点です。
この辺りの風景も「耳すま」の中に出てきましたよね。

「地球屋」のモデルとされた場所は現在、デイサービスセンターになっていました。
dining和桜

「dining和桜」という和食ダイニングレストランです。

こちらの店先に「聖蹟桜ヶ丘散策マップ」の3ヶ所目最後のスタンプが設置してありますよ!(スタンプはお隣の洋菓子ノアにも設置してあります)
ここでスタンプを押して「聖蹟桜ヶ丘散策マップ」スタンプラリーをコンプリート!
今日はなかなか暑かったよ。

ということでこちらの「dining和桜」さんでランチをいただきます。
こちらのお店のおかみさんは「耳をすませば」の大ファン。耳すまの聖地でお店を出すのが夢だったそうです。
耳すま鍋焼うどん(880円事前予約制)

さて、こちらのお店は夕方からのダイニングがメインのお店ですが、事前に予約すればランチをいただくことができます。
お目当ては「耳すま鍋焼うどん」(880円税込)。
耳すまの主人公と地球屋のご主人が食べたあの鍋焼きうどんのようですね。

にんじん、大根、長ネギなど6種類の野菜に豚肉、卵、油揚げが乗った具だくさんの鍋焼きうどん!
ゆずの香りも食欲をそそります。
いただきます!

うどんは細麺の稲庭うどんを使ってますよ?!

最高に美味しかったです。
からあげ定食(880円事前予約制)

こちらは嫁さんオーダーの「からあげ定食」(880円税込)。こちらも事前予約が必要です。
カラっと揚げられたジューシー唐揚げが旨い!こちらもおすすめですよ!

ちなみにお店には記念の書き込みができる「耳すまノート」が置いてあるので書き込みしてみましょう。6冊目となる書き込みノート。今では海外から来られる方も多いそうですよ!
耳すまをこよなく愛するオーナー夫妻が営む「dining和桜」では、お昼はドリンクもいただけるので、散策後に訪れてみてはいかがでしょう!
ということで聖蹟桜ヶ丘散策マップスタンプラリーさんぽはこれにて終了です。鍋焼きうどんを食べてる最中にもスタンプラリーに参加してる人が多くいましたよ。この週末はジブリ映画「耳をすませば」のモデルとされた聖蹟桜ヶ丘を散策してみるのはいかがでしょう!
550万本のコスモスまつり!国営昭和記念公園を花見さんぽ(2017年10月23日)
こんにちは、東京散歩ぽです。
今回は東京都の「多摩の魅力発信プロジェクト」の一環で立川市にある国営昭和記念公園を散歩してきました!
こちらでは2017年9月16日(土)から10月29日(日)まで「コスモスまつり」が開催しています。
国営昭和記念公園へ

JR中央線「立川駅」から徒歩10分のところにある国営昭和記念公園にやってきました。当ブログでも度々登場する、こちらの公園は広さ165.3 ha(東京ドーム38.5個分)という広大な敷地の国営公園です。10月には「箱根駅伝予選会」、3月には「立川シティハーフマラソン」も実施されてますね!
550万本のコスモスが見られる「コスモスまつり」

一年を通して様々な草花が見られる国営昭和期園公園では2017年9月16日(土)から10月29日(日)まで毎年恒例の「コスモスまつり」が開催しています。園内の3ヶ所で550万本のコスモスが見られますよ!
原っぱ西花畑

「みんなの原っぱ」の西側「原っぱ西花畑」では10月下旬から11月上旬まで、4種類のコスモスが見られます!
思わず写真を撮らずにはいられない。




黄色いコスモスはイエローガーデンとイエローキャンパス。ここ数日の長雨で少し弱ってましたが、白と黄色のかわいい花々を見ることができました。

クリムゾンキャンパス
濃い赤ピンクが特徴のクリムゾンキャンパス!青い空とのコントラストが素晴らしい。

オレンジキャンパス
こちらはオレンジキャンパス。
目の前に広がる非日常な光景を楽しめますよ!
花の丘ではドワーフセンセーションが見頃

昭和記念公園の北側に位置する砂川口にほど近い「花の丘」では10月中旬から下旬まで「ドワーフセンセーション」という品種のコスモスが見頃を迎えます。




ホワイト、ピンク、赤など鮮やかな色彩が特徴の「ドワーフセンセーション」。 淡く縁取られたコスモスがかわいいですね。


「花の丘」は文字通り小高い丘になっているので、上からも下からも違った雰囲気の写真を撮ることができてオススメです。



太陽の光に照らされて透けるコスモスの花びらもとても綺麗でした。
今年の「コスモスまつり」は2017年10月29日(日)まで。11月5日(日)には「コスモス摘み取り体験」が実施されるそうです!(時間:13:30?15:30 場所:原っぱ西花畑(イエローキャンパス)
10月29日(日)は無料入園日!11/3からは「黄葉紅葉まつり」が開催

一年中、様々な草花が見られる国営昭和記念公園。2017年10月22日(日)29日(日)は秋の都市緑化月間で無料で入園できます。
さらに11月3日(金・祝)から26日(日)まで「黄葉紅葉まつり」が開催。黄色く色づくイチョウ並木と日本庭園では約300本の紅葉が楽しめますよ!
昭和記念公園のランチはレイクサイドレストランがおすすめ(2017年10月25日)
こんにちは、東京散歩ぽです。
東京都の「多摩の魅力発信プロジェクト」の一環で立川市にある国営昭和記念公園を散歩しています!
2017年9月16日(土)から10月29日(日)まで開催中の「コスモスまつり」を見た後は園内最大の「水鳥の池」のほとりにあるレイクサイドレストランでのランチがおすすめです!早速、入ってみましょ!
レイクサイドレストランのメニュー

レイクサイドレストランは事前に会計して、料理が出来たら自分で配膳するセルフサービス式のレストランです。
この日は「秋の味覚まつり」としてご覧のメニューから選べました。季節ごとにメニューも変わるようです。ちなみにお昼前に行ってみたところ1日限定15食の「松花堂弁当(1,400円)」はすでに売り切れでした。

車で来てる方向けにノンアルコール飲料も販売してます。

席に着くと、大きな窓からは水鳥の池が望めます。店外にはテラス席もあり、そこでも食べることができますよ!
いただきます!

ということで、僕らは「立川老舗、石坂商店のもとだれ使用 まぐろとアボカドのばらちらし」(1,050円税込)と「チーズ入りハンバーグステーキとエビフライご膳」(1,100円税込)をいただきます!

「立川老舗、石坂商店のもとだれ使用 まぐろとアボカドのばらちらし」は立川市曙町で昭和三年から続く老舗「石坂商店」の「もとだれ」を使用したばらちらしです。

醤油、かつお節、みりんをベースに作られた調味料「もとだれ」がたっぷりしみこんだマグロ(ヅケになってたかな?)はマグロの甘みが増して、美味しいばらちらしでした。お味噌汁とおしんこも付いて来ます。

嫁さんは「チーズ入りハンバーグステーキとエビフライご膳」。ご飯とお味噌汁、おしんこが付いてきます。ハンバーグの中にはとろりとしたチーズが入っていて、美味しい。
他にもカツカレーや天ぷらそば、お子様メニューもあって、大人から子供まで誰でも楽しめるレストランになってました。

そしてレイクサイドレストランの目の前に広がる「水鳥の池」の景色。ここは電線も電柱も高いビルも見えないので、ちょっとした観光地に遊びに来たような感覚になります。
レストランのすぐそばにあるボートハウスからはボート遊びに出れるのでランチ後に行ってみるのもいいですね。
国営昭和記念公園でレンタサイクル!木漏れ日の中のサイクリングが気持ちいい(2017年11月7日)
こんにちは、東京散歩ぽです。
今回は東京都の「多摩の魅力発信プロジェクト」の一環で立川市にある国営昭和記念公園に行ってきました!広大なこの公園はレンタサイクルでの移動がおすすめです。
公園内に3ヶ所あるサイクルセンター

国営昭和記念公園内には立川口、西立川口、砂川口の入り口近くにサイクルセンターがあり、こちらで自転車をレンタルできます。
この日は西立川口に近い「西立川サイクルセンター」でレンタルすることにしました。

借りられる自転車は3種類(大人用・2人乗用・こども用)。サイズも18インチから26インチと多様な種類があります。立川口のみ、一輪車の貸し出しもあるそうです。
また、返却時は借りた場所に戻すルールになってます。なので、この西立川口サイクルセンターで借りた場合はここ以外のサイクルセンターに返すことはできません。
自転車利用券は3時間か1日券の2種類

レンタサイクルはひとりにつき、1枚の自転車利用券が必要です。
利用料金は
大人(15歳以上) 1日券…520円 3時間…410円(30分ごとに70円の超過料金)
小人(中学生以下)1日券…310円 3時間…260円(30分ごとに30円の超過料金)
4時間以上借りるなら1日券の方がお得ですね。ということで今回、僕らは1日券を購入しました。

スタッフさんに自転車利用券のチケット見せてレンタサイクルの駐輪場に入ると、ものすごい数の自転車がたくさん!
自分にあった自転車をチョイスできますよ!
ちなみに自転車利用券のチケットは返却時にも見せるので、大事にしまっておきましょう。
サイクリングに出発!

今回、僕はこちらのカゴ付き自転車を選びました。
いわゆる「ママチャリ」ですが、乗り慣れてるのが一番ですよね。
ということでサイクリングに出発!

西立川サイクリングセンターにいたにゃんこもお見送りしてくれます!
全長14kmのサイクリング専用コース

国営昭和記念公園内にはサイクリング用の専用コースが全長14kmに渡って園内に整備されています。
コースは独立していて逆方向の自転車は入ってこないのと、もちろん歩行者も入ってこないので、気持ちよくサイクリングが楽しめますよ!(一部、横断歩道があるので注意しましょう)
※許可を得てGoProカメラを自転車に装着の上、撮影しています。

この日は快晴。
木漏れ日の中、サイクリングで目的地を目指しましょう。


交差点は環状型交差点になっていて、信号はありませんが事故も起きにくい設計になってますね。
園内各所にある専用駐輪場に停めてさんぽ

園内各所にはレンタサイクル専用の駐輪場が設けられています。
行きたい場所の近くに自転車を停めて鍵をかけたら、さんぽしてみましょう!

この日「みんなの原っぱ」前では「コスモスまつり」が開催中でした!550万本のコスモスに癒されます。
550万本のコスモスまつり!国営昭和記念公園を花見さんぽ【PR】/東京散歩ぽ


原風景を再現したという「こもれびの里」。




水取の池の近くの駐輪場に自転車を停めて「レイクサイドレストラン」でランチ。
立川名産の調味料を使った海鮮ばらちらしが美味しかったです。
昭和記念公園のランチはレイクサイドレストランがおすすめ【PR】/東京散歩ぽ

四季折々の草花が楽しめる国営昭和記念公園。
レンタサイクルで回ることで、広大な園内も効率的に散策することが出来るのでおすすめですよ!
奥多摩の絶景を眺めながらレンタサイクルに挑戦してきた!(2018/9/19)

こんにちは、東京散歩ぽです!
今回は東京都の「多摩の魅力発信プロジェクト」の一環で奥多摩を取材してきました!
奥多摩の絶景を眺めながらレンタサイクルで向かった先は?
奥多摩駅から徒歩1分のレンタサイクル店「トレックリング」

今回訪れたのは、JR奥多摩駅から徒歩1分のところにあるレンタサイクル店の「トレックリング」さん。
実は5年前に僕らはここ奥多摩から青梅までを走破したことがあるんです。
日原鍾乳洞コースにチャレンジ!

今回はレンタサイクルに乗って約1時間ほどで行ける関東でも随一のスケールを誇る「日原鍾乳洞コース」(片道約11km)にチャレンジします!
まずはスタッフさんから日原鍾乳洞コースの特徴と注意点、コース中にある見どころやグルメスポットについてレクチャーを受けますよ!

コースの魅力がたっぷり掲載されているオリジナルマップと、日原鍾乳洞の入場割引券(100円引き)をいただきました。

レクチャーが終わったら、今回レンタルする自転車の説明を受けますよ!
こちらのお店ではクロスバイク、MTB、電動自転車が50台用意されています。
今回僕らはパナソニックの「ハリヤ」(1日料金3,700円/1台)という電動アシスト付きのクロスバイクをレンタルしました。

スタッフさんのアドバイスを聞いてサドルを調整します。
サドルは両足のつま先が付くくらいの位置がベストポジションなんですって。

ヘルメットを被れば準備完了!
今回は「多摩の魅力発信プロジェクト」のマスコットキャラクター「たまらんにゃ~」も一緒に旅します!
奥多摩サイクリングに出発!


日原鍾乳洞は標高650mと高尾山の標高(599m)よりも高いところにあり、日原鍾乳洞へ向かう日原街道はずっと上り坂なのが特徴です。


電動アシスト付きクロスバイクは7ギア。
アシストも「オートマチック」「パワーモード」「エコモード」を3段階のモードあるので、状況に合わせて変えていきましょう!


登りは主に「オートマチック」モードで走行!ペダルが重くなることなく座ったままでもグイグイと進みます!
緑の中を駆け抜けると清々しい風を感じる事ができて気持ちいい。

ここ奥多摩エリアは石灰石の採石場があります。
「ゴロゴロゴロ」と大きな音がするのでふと見上げると、なんと鉄橋のレールにトロッコが運行していました。

クネクネとした道を登っていくと段々に削られた山肌を発見!
あそこも石灰石の採石場かな?
日原トンネルは要注意

日原鍾乳洞コースでの最難関は長さ1107mある「日原トンネル」。
通常、自転車は軽車両なので車道を走らなければいけませんが、ここのトンネルは「普通自転車歩道通行可」の標識があり、歩行者がいる場合は徐行すれば、歩道を走行することが出来ます。

トンネル内は往復する車と接触する可能性もあるため、今回は安全を優先し歩道を走行しました。
もちろん車道も走行できますが、バスや大型トラックも行き来してたので、十分注意して走りましょう!
トンネル内は外と比べて一気にひんやりとしてますね。

トンネルを抜けると登ってきた山あいの谷が一望できる場所に出てきました。
あまりの絶景にたまらんにゃ?も見とれてます。
こうした絶景をゆっくり眺めることが出来るのはレンタサイクルの最大のメリットですね!
さあ、もうちょっとで日原鍾乳洞に到着ですよ!
日原鍾乳洞売店

日原鍾乳洞の手前にある「日原鍾乳洞売店」に到着しました!
ちょっと休憩してこう!

昔ながらのちょっとしたお食事どころ。

カレーライス(700円)、ラーメン(600円)、山菜そば・うどん(各600円)など定番のお食事はもちろん、マスの塩焼き(400円・ライスを注文するとみそ汁付き)なんて料理もありました。

甘辛のみそ田楽は懐かしい美味しさでした!

日原鍾乳洞の中を探検します!
トレックリング
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町氷川197
受付時間:9:00~17:00(貸出し受付は15:00まで)
電話番号:0428-74-9091 / 080-1024-4617
公式サイト:http://trekkling.jp/index.html
神秘的な日原鍾乳洞を探検してきた 前編 七色ライトアップが美しい(2018/9/21)

こんにちは、東京散歩ぽです!
東京都の「多摩の魅力発信プロジェクト」の一環で奥多摩をレポートしてます。
前回のレンタサイクルで向かった先は「日原鍾乳洞」。今回は鍾乳洞内を探検します!
東京都の天然記念物「日原鍾乳洞」

奥多摩にある日原(にっぱら)鍾乳洞は日原川の支流である小川谷沿いにある東京都の指定天然記念物の鍾乳洞です。
谷を降りたところには清流が流れ、橋を渡ったところに入り口があります。
まずは手前の建物で見学料金を支払いましょ。


今回はレンタサイクル店でもらった入場割引券を使って、一般700円のところを100円引きの600円で入場しました。



橋を渡ると深い山あいの谷から流れる清流が目の前。
ここより先に道は無いので、まさに東京都の最深部ですね。

清流のせせらぎに「たまらんにゃ~」も癒やされてます。
鍾乳洞探検に出発!

中からは冷気が吹き出してました。ウインドブレーカーを着て、いざ!鍾乳洞探検に出発です。

中に入ると、お~~さむーい!!鍾乳洞内は年内通して11℃なんですって。
真夏でも11℃は寒いですよね。行く際はひとつ羽織るものがあるといいでしょう。
ちなみに冬は逆に暖かく感じるそうですよ!
入り口付近は天井が低いので、頭上に気をつけて進んでいきましょう。
日原鍾乳洞の案内図

入ったところに「日原鍾乳洞の案内図」がありました。
日原鍾乳洞は東西200m、高さ30mと関東でも随一のスケールを誇る鍾乳洞。
江戸時代には山岳信仰の聖地として栄えた場所で、各箇所には特徴を表した様々な名称が付けられています。
鍾乳洞内は8の字。旧洞と昭和37年に発見された新洞を周るコースに分かれています。
まずは旧洞から巡ってみましょう。

頭上からは地下水の雫が度々落ちてくるので注意してくださいね。

まさにアドベンチャー気分。


「弘法大師学問所」という空洞がありました。

耳を澄ませると瓶から滴り落ちる不思議な音が聞こえてきます。



だんだん黄泉の国との距離が近くなったようなその刹那、
幻想的なライトアップ地下空間が出現!

巨大な地下空間に出てきました!
ここは「あみだの原」と呼ばれていてLEDのライトアップで七色に光ります!

空間の奥は「死出の山」に続く階段が続きます。

そこには「縁結び観音」が祀られていました。

LEDライトアップは様々なカラーに変化します。
「縁結び観音」から見た巨大空間はダイナミックで、時に神秘的な姿を見せてくれました。
日原鍾乳洞探検はまだ半分!次回は新洞を探検します!
日原鍾乳洞
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町日原
営業期間:年末年始(12/30~1/3)を除く毎日
営業時間:4/1~11/30 8:00~17:00
12/1~3/31 8:30~16:30
入場料:大人:700円 中学生:500円 小学生:400円 幼児:無料(団体割引あり)
公式サイト:http://www.nippara.com/
日原鍾乳洞 後編 鍾乳石が立ち並ぶ新洞を探検(2018/9/23)

こんにちは、東京散歩ぽです!
東京都の「多摩の魅力発信プロジェクト」の一環で奥多摩をレポートしてます。
前回に引き続き「日原鍾乳洞」を探検中。今回は昭和37年に発見された新洞を探検します!
十二薬師

「十二薬師」に通じる道がありました。

ここにはかつて12本の鍾乳石が垂れ下がってたそうですが、明治時代に心無い探検者が折ってしまったとか。
今ではそこに祠があり、十二薬師として祀ってました。天井には数多のお賽銭が張り付いています。
ちなみにその脇道からは「底なし井戸」への道がありましたが、危険なため道は封鎖されていました。
日原鍾乳洞の新洞へ!

十二薬師からUターンすると「新洞入口」が見えてきました。
この新洞は昭和37年(1962)に奇跡的に手付かずのまま発見されたそうです。

階段は濡れていて滑りやすいので、十分注意して行きましょう。





特にひときわ大きな鍾乳石は「白衣観音」と呼ばれ、まるで仏像かのような出で立ち。

金剛杖は全長2m50cmもの大きな石筍。
石筍は1cm伸びるのにおよそ130年かかると言われていて、単純計算してもおよそ32,500年という、とてつもない時間が作り出した鍾乳石なんですね!

金剛杖を観た後は一気に階段を下ります。
転げ落ちそうなくらい急な階段なので十分注意しましょう!


かなりの高低差がある新洞。
上から見下ろすと断層もよく見えます。



このあたりは鍾乳洞もだんだん狭くなってきて、頭をかがめながら進んでいきました。

新洞を抜けて最後に「鳩胸」という狭い空間へ。
日原鍾乳洞はまさに映画の主人公になったかのようなアドベンチャー体験が出来るスポットでした。

これで「日原鍾乳洞」は見学終了。
外に出ると気温差が10℃以上も変わるので、一気に蒸し暑くなりました。
さて、時刻はも昼過ぎ。次回は日原街道沿いの奥多摩グルメを紹介します!
日原鍾乳洞
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町日原
営業期間:年末年始(12/30~1/3)を除く毎日
営業時間:4/1~11/30 8:00~17:00
12/1~3/31 8:30~16:30
入場料:大人:700円 中学生:500円 小学生:400円 幼児:無料(団体割引あり)
公式サイト:http://www.nippara.com/
奥多摩グルメ 渓流を眺めながらマルゲリータピザをいただきます!(2018/9/24)

こんにちは、東京散歩ぽです!
東京都の「多摩の魅力発信プロジェクト」の一環で奥多摩をレポートしてます。
前回お伝えした「日原鍾乳洞」を後にして、奥多摩駅方面へ。お腹も空いてきたので日原街道沿いでランチしました。
TOKYOトラウトカントリー

日原街道を降りること約35分。
平石橋を渡った所に見えてきたのは渓流釣りの「TOKYOトラウトカントリー」さん。



こちらでは初心者向けの釣り堀やルアー・フライ・テンカラといった渓流釣りが楽しめるほか、バーベキュースペースも完備していて、ファミリーでも楽しめる釣り施設です。
食彩キッチン メイフライ

その「TOKYOトラウトカントリー」さんのクラブハウス内にあるのが「食彩キッチン メイフライ」さん。
こちらでは、食事だけの利用も可能です。今回はこちらでランチをいただきました。

「食彩キッチン メイフライ」さんのメニューはこちら。
ピザ、カレー/ピラフ、パスタやスペアリブなどがいただけますよ!
渓流を眺めながらマルゲリータピザをいただきます!

ということで今回は渓流を眺めながらお店イチオシの「マルゲリータ(Mサイズ)980円税込」をいただきました。

「たまらんにゃ~」も思わず「うまそうにゃ~」

フレッシュなトマトとトロリとしたチーズが
ふんだんに使っていて、とても美味しかったです!

目の前では颯爽と魚を釣り上げる姿を眺めながら食事できる「食彩キッチン メイフライ」をご紹介しました。
さて、奥多摩サイクリングもいよいよラストスパートです!
食彩キッチン メイフライ(TOKYOトラウトカントリー)
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町日原68
営業時間:10:00~18:00
定休日:月曜日
アクセス:大沢バス停すぐ
駐車場:あり(50台)
公式サイト:http://ttcmayfly.web.fc2.com/
奥多摩の日帰り温泉 三河屋旅館で疲れを癒やす(2018/9/25)

こんにちは、東京散歩ぽです!
東京都の「多摩の魅力発信プロジェクト」の一環で奥多摩をレポートしてます。
前回「食彩キッチン メイフライ」でランチした後はレンタサイクル店で自転車を返却。往復約22kmの日原鍾乳洞コースを走破しました!
かなり汗もかいたし、どこかで温泉入れる所はないかな?
氷川郷麻葉の湯 三河屋旅館へ

レンタサイクル店から徒歩4分(JR奥多摩駅から徒歩5分)のところにある「氷川郷麻葉の湯 三河屋旅館」さんは、創業199年を迎えた老舗旅館です。
こちらでは宿泊者以外でも温泉に入れる「日帰り温泉」が楽しめます。

日帰り温泉の利用時間は11時30分から16時まで(変動あり)。
料金は大人1,000円、子供600円です。


ゆったりしたロビー。
フロントで受付後、温泉の場所を教えてもらえますよ!
脱衣所はカゴのみなので、貴重品はフロントで預かってもらえました。
氷川郷麻葉の湯へ


展望風呂を堪能

三河屋旅館HPより(転載許可をいただきました)
多摩川の上流沿いに面している三河屋旅館さんの展望風呂からは多摩川が望めます。
温泉は『氷川郷麻葉の湯(ひかわごう あさはのゆ)』と呼ばれ、昭和30年代に先代が掘り当てた源泉。
全身を伸ばせるのでサイクリングの疲れが一気に取れました。

湯上り後はロビーでちょっと休憩。
缶ビールと缶チューハイが販売してました。
食事付きの「温泉パック」コースも

旅館のすぐ隣には明治後期に建てられた土蔵を改装した「土蔵食亭」さんが併設してあり、こちらでの食事(まほろば膳)と入浴料、広間/休憩料がコミコミの「温泉パック」(3,000円)もあるそうです。
利用時間は変動はありますが、概ね16時までなので、奥多摩での登山帰りなどに寄ってみてもいいですね。
ということで、奥多摩日帰りの旅はこれにて終了。東京から約2時間で行ける大自然を満喫できました
氷川郷麻葉の湯 三河屋旅館
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町氷川1414
日帰り温泉利用時間:11:30から16:00まで(変動あり)
日帰り温泉料金:大人1,000円、子供600円
公式サイト:http://www.mikawaya-ryokan.com/
調布飛行場ターミナルをさんぽ (2018/11/3)

こんにちは、東京散歩ぽです!
今回は東京都の「多摩の魅力発信プロジェクト」の一環で調布市と三鷹市を取材してきました!
調布飛行場からは東京都の島しょに向かう定期便が離着陸します。
調布飛行場へ

調布飛行場へは京王線調布駅北口から「調布飛行場」行きバスに乗り、約15分のところにあります。
管制塔が目印です。

調布市と三鷹市の堺にある「調布飛行場」の広さは39ha。800mの滑走路が1本あり、近くには都立武蔵野の森公園や味の素スタジアムがあります。
調布飛行場ターミナルビルへ

こちらの調布飛行場ターミナルビル内には、他の空港と同じ様に保安検査場があり、こちらで検査後に搭乗できます。

調布飛行場からは大島、新島、神津島、三宅島へ1日およそ18便が離着陸します。
伊豆大島へはおよそ25分で到着するそうです。

1階の待合所には、大島の椿油や新島の「くさや」など島しょの名産自動販売機もありますよ
2階の休憩エリア・展望デッキへ

ターミナルの2階にはゆったりとした「休憩エリア」があり、


展望デッキからは離発着する飛行機が眺められます。


伊豆諸島は以前、御蔵島や大島には行ったことがあるんですが、三宅島や神津島はまだ行ったことがないんですよね。調布空港からならわずか1時間足らずでひとっ飛び出来るのは魅力的です。
さて、次回は飛行機を眺めながら食事出来るカフェをお伝えします!詳細はこちら!
【調布飛行場】プロペラ・カフェで飛行機を眺めながら「数量限定プロペラDXバーガー」をかぶりつく (2018/11/04)

こんにちは、東京散歩ぽです!
東京都の「多摩の魅力発信プロジェクト」の一環で調布市と三鷹市を取材しています!
前回お伝えした調布飛行場ターミナルからは徒歩7分のところにある「プロペラカフェ」では飛行機を眺めながら食事が出来ます。
プロペラカフェへ

こちらがプロペラカフェの広々とした店内。アメリカンダイナーのような雰囲気です。
奥の窓からは、

調布飛行場があり、飛行機の離着陸を眺めながら食事が出来ます。
奥に見えるのは味の素スタジアムですね!

店内にはフライトシュミレーターがあり、毎月の体験営業日に利用できるそうです。(5分500円)
プロペラカフェのメニュー

まずはオーダー。プロペラカフェのメニューはこちら!(タップで拡大します)
ハンバーガーにオムライス、スパゲティなど、カフェの王道メニューがズラリ。おすすめプレートやお子様用の「プロペラキッズプレート(600円)」もありました。
格納庫内の飛行機を間近に見られる!


実はこちらの「プロペラカフェ」は飛行機の格納庫に併設させているんです。
ガラス越しにセスナ機やヘリコプターなどが間近に観ることが出来ますよ!

さらに、連絡口から格納庫内の一部エリアに入ることが出来ます。
こちらには引退したセスナ機が間近に!

触れることは出来ませんが、コックピットの様子も間近で観ることも出来ました。
操縦できたら楽しいだろうなあ!カッコいい!
数量限定「プロペラDXバーガー」(1400円)

今回、オーダーしたのは数量限定の「プロペラDXバーガー」!
これはボリュームMAX!!

パティが2枚、レタス、トマト、たまねぎ、そして肉厚のベーコンをバンズで挟んだリッチなBLTバーガーです!

ランチタイムだったので、ドリンクが無料で付けられます。
ハンバーガーにはやっぱりコーラが合いますよね。

ということで「プロペラDXバーガー」をいただきます!
肉厚のパティだけでなく、ベーコンからも肉汁が!!それをいい塩梅でローストしたたまねぎがキャッチしていて、すごくバランスの良いハンバーガーでした〜定期的に食べたい

たっぷりのフライドポテトは備え付けのケチャップとマスタードをたっぷりかけていただきます!

嫁さんは「ロコモコ(1,000円)」をオーダー。
こちらもたっぷり野菜にハンバーグ、目玉焼きと満足度高い!
離着陸する飛行機を眺めながら食事出来る

プロペラカフェの窓際の席からは調布飛行場に離着陸する飛行機を眺めながら食事できました。僕らが食事した昼前後の時間帯でも3機ほどセスナ機が着陸する姿が見られたので大満足です!
さて、次回はお隣の三鷹市へ行ってみます!
【国立天文台 三鷹・星と宇宙の日2018を見学してきた 前編】日本最大の屈折望遠鏡が大きい (2018/11/04)

こんにちは、東京散歩ぽです!
東京都の「多摩の魅力発信プロジェクト」の一環で調布市と三鷹市を取材しています!
三鷹市にある「国立天文台」では「三鷹・星と宇宙の日2018」が開催!10月26日のプレオープンに行ってきました!
国立天文台三鷹キャンパスへ

三鷹市にある国立天文台 三鷹キャンパスにやってきました。
国立天文台は日本の天文学の中核を担う研究機関・大学共同利用機関です。
国立天文台は国内外に18の観測所や施設がありますがこの三鷹キャンパスはその本部に当たる施設です。
特別公開の「三鷹・星と宇宙の日2018」へ

国立天文台 三鷹キャンパスは年末年始以外常時公開されてるんですが、今回は10月26日(プレ公開)と27日に開催された「三鷹・星と宇宙の日2018」という年に1度の特別公開イベントに行ってきました。
この日は通常は非公開の建物の内部の他に様々な展示物や催しものがありました。その一部を廻ってきたので、今回はその模様をお伝えします!
第一赤道儀室(国登録有形文化財・1921年建設)

まずは国立天文台三鷹キャンパスで一番古い第一赤道儀室(国登録有形文化財・1921年(大正10年)建設)へ。
こちらは太陽観測用20cm屈折赤道儀で天体の動きにあわせて星を追尾できる架台で、こちらでは1938年から60年間、スケッチによる太陽黒点の観測や写真儀による太陽全体の写真撮影が行われていたそうです。

中に入ると大きな望遠鏡がありました。
主望遠鏡のレンズ口径は20cm、焦点距離は360cm。1927年のカール・ツァイス社製で約13等星の暗い星でも観測することができるそうです。建物のドームはなんと木製!スリットの開閉と屋根全体の開閉は人力で行っていたそうですよ!

さて、次の望遠鏡まで歩きます。国立天文台の構内は深い緑の中にあって、星も多く見えそうですね。

こちらは太陽からの土星の距離を1400億分の1に縮めた展示「太陽系ウォーク」。
このサイズ感だと地球から太陽はかなり近いんですね。それに比べると土星の遠いこと!
天文台歴史館(大赤道儀室・国登録有形文化財・1926年建設)

続いては天文台歴史館(大赤道儀室・国登録有形文化財・1926年建設)。
高さ19.5m、ドームの直径は15mもある巨大な建物です。

建物の2階には日本最大の屈折望遠鏡があります。これは大きい!!
レンズ口径は65cm、焦点距離は1021cm。カール・ツァイス社製で屈折望遠鏡としては日本最大の口径になるそうです。1998年3月まで研究観測されてたそうです。


また1階には人類で初めに望遠鏡を使って天体観測を行ったガリレオ・ガリレイの望遠鏡(レプリカ)もありました。
展示も博物館に匹敵するほど、貴重な資料などが展示してました!

ということで次回は普段非公開の「太陽フレア望遠鏡」を目指して、森の中の道を進みます!
【国立天文台 三鷹・星と宇宙の日2018 後編】 非公開のアインシュタイン塔に登ってみた (2018/11/05)

こんにちは、東京散歩ぽです!
東京都の「多摩の魅力発信プロジェクト」の一環で調布市と三鷹市を取材しています!
前回に引き続き、三鷹市にある「国立天文台」で開催された「三鷹・星と宇宙の日2018」プレオープンへ。この日は普段非公開の「太陽フレア望遠鏡」が公開されていました。

森の道を抜けると一気に空が抜けたところに出ました。このあたりはちょっとした台地になっているんですね。
三鷹市とは思えないのどかな景色。
太陽フレア望遠鏡

太陽フレア望遠鏡は、太陽表面の地場の強さ、ガスの運動の速度、黒点の形の変化、水素のHα線によるフレア画像を同時に観測できる4種類の装置を搭載。太陽表面の地場の歪みがもととなって起こる爆発現象(太陽フレア)をコンピュータ制御でリアルタイムに表示され、解析できるそうです。
会場には解析されたフレアの画像動画も観ることが出来ました!

ALMA棟では南米チリにある標高5,000mのところに建てられた巨大望遠鏡「アルマ望遠鏡」の成果が映像などを使って展示。

130億光年以上遠くの天体が放った電波をとらえて撮影することに成功したという「アルマ望遠鏡」のアンテナの数は、なんと66台。山手線の直径距離に匹敵する最大16kmにも及ぶ広範囲で観測しているそうです。
壮大過ぎる!!
この他にも宇宙の謎に挑む「次世代最大型望遠鏡(TMT)」の模型や、30メートルを超える主鏡を構成する分割鏡の展示もされていました。
太陽塔望遠鏡(通称:アインシュタイン塔・1930年建設)

続いては、通常非公開の「太陽塔望遠鏡(通称:アインシュタイン塔)」の内部を見学することが出来ました。
1930年の昭和初期に建てられたこちらの建物。外壁はスクラッチタイルが貼られ、鉄筋コンクリート造りと当時流行した、最先端の建築様式だったそうです。


この太陽塔望遠鏡は、建物全体が望遠鏡の筒の役割を果たしていて塔の内部は吹き抜けになっています。
屋上にある「シーロスタット(2枚の平面鏡)」で太陽光を取り込み、半地下の対物鏡からプリズム、回析格子を使って虹色の光の帯(スペクトル)に分けて観測していたそうです。



階段を登って屋上部分へ。
これが太陽塔望遠鏡(通称:アインシュタイン塔)のシーロスタット。


2枚の平面鏡で太陽光を取り込みます。ちなみになぜ通称「アインシュタイン塔」なのかというと、アインシュタインの一般相対性理論を太陽光の観測から検証する目的で建てられたからなんだそうです。
しかし、この施設では一般相対性理論の検証は出来なかったそうです。ドイツのポツダムにも「アインシュタイン塔」という天体物理観測所があるそうですよ。

こちらが半地下にあるニコンの反射望遠鏡

集めた太陽光をこの焦点部を通して奥の分光室に送ります。
天気がいい日は実際に虹色の光の帯(スペクトル)が見られるそうです。
普段は非公開の太陽塔望遠鏡ですが、2018年11月10日(土)、11日(日)の2日間のみ「文化財ウィーク特別企画」で内部を公開するそうです。(10時〜17時まで)申込不要で参加できるそうなので、ぜひ行ってみてはいかがでしょう!
50センチ公開望遠鏡

最後に1994年に建てられた「50センチ公開望遠鏡」での観望に参加しました。

口径50cmある反射望遠鏡で、肉眼のおよそ5000倍の光を集めることが出来るそうです。
この日は時間によって雲が出てたので、しっかりと星を観ることが出来ませんでしたが、毎月開かれる定例観望会(定員・申込み制)では、月や惑星などの天体を観ることができるそうですよ!こちらも行ってみたいな!

ということで、三鷹市にある「国立天文台」で開催された「三鷹・星と宇宙の日2018」プレオープンの模様をお伝えしました。年に一回の特別開催は多くの歴史的な非公開施設を見学できて、展示の他にもスタンプラリーや講演会、関連グッズの販売など、楽しいイベント満載でした!
【映画のまち調布“秋”花火2018】秋空に咲いた大輪の華 (2018/11/07)

こんにちは、東京散歩ぽです!
東京都の「多摩の魅力発信プロジェクト」の一環で調布市と三鷹市を取材しています。
今回は、10月27日に調布市の多摩川河川敷で開催された花火大会「映画のまち調布“秋”花火2018(第36回調布花火)」を見に行ってきました!
調布市花火大会の歴史

今年で36回目を迎える調布の花火大会にやってきました。
その歴史は古く、前身は1933年(昭和8年)に多摩川で花火大会が始まり、戦後、1954年(昭和29年)から全日本輸出振興煙火競技大会として14回開催。1982年(昭和57年)から現在の調布市花火大会として歴史が始まったそうです。
毎年35万人もの人が訪れる多摩川河川敷会場付近は大賑わい。今回は、布田会場に設けられた有料席で見てきましたよ!布田会場の入口は調布市民プールの近くの門から入場します。

チケットを見せて入場!調布市民野球場を横断して河川敷方面へ進みます。

多摩川の河川敷に出てきました。
ここは打ち上げ場所の目の前です。

ここのエリア一体に有料席が設けられて、布田会場はテーブル席(4人がけ)、ペア席、イス席、シート席(4名)、升席(10名)の有料席がありました。仮設トイレもあり、屋台も多く出店していましたよ!
また、打ち上げ会場の反対側の多摩川会場でも有料席(イス席、ペア席、升席)がありました。さらに電通大グランド会場ではシートの自由席も販売されていました。
布田会場のペア席

今回は打ち上げ場所の間近の布田会場ペア席を事前にゲット!!
ペア席は2名掛けのイス席の両端に通路があり、結構ゆったりとしていました。
さて、日も暮れて間もなく打ち上げ開始。ちなみに花火は写真右手に見えるクレーンよりも左(写真の中央より右)あたりで打ち上がり、目の前で大きな花火を観ることが出来ましたよ!
花火大会スタート!

午後5時30分。いよいよ花火が打ち上げ開始!
まずはスターマインが花火大会の幕開けを彩ります。


大きな線香花火のよう!

赤、青、緑、黄色とカラフルな花火が続きます!

色がハーフ&ハーフに分かれている花火も!
21年ぶりの大滝富士

中でも大きな歓声が上がったのが1997年以来21年ぶりに行われたナイアガラ花火の「大滝富士」!
先ほど見えてたクレーンはこの仕掛け花火だったんですね!色を変えながら様々な富士山を表して本当に見事でした。

音楽と花火が融合した「ハナビリュージョン」もお見事!

最近は次々と色が変わる花火。花火の世界でも技術革新が進んでますね!





オーラスの大スターマインは動画で!
近くには角川大映スタジオや日活調布撮影所など、映画のまちとして栄えた調布市の花火大会。昨年は台風の影響で中止となったため、2年ぶりとなりましたが最大8号玉、約1万発の「映画のまち調布“秋”花火」は多摩川の夜を華麗に演出。多くの人を魅了していました!