多摩地域に住んでいる方からよく聞かれる声が、「地元の果物や野菜が美味しい!」。域内には多数の田畑や果樹園が残っていて、市民が気軽に参加できる「市民農園」もたくさんあります。多摩地域内に228か所、その面積は約35万㎡にも及びます。産直販売所も多摩地域だけで100店舗も。「地産地消」に力を入れていて、独自性のあるグルメも続々。例えば梨の産地である稲城には、梨のスウィーツやワイン、梨の果汁を練り込んだ梨そばなどのユニークな逸品が揃います。
多摩地域の農作物は地元の人たちが育ててきた逸品です。例えば、国分寺市は地場産農畜産物のブランディングに積極的で、名付けて「こくベジ」。直売所には朝どれの野菜・果物などを求めて大勢の人が訪れます。また、東京都の生産量の半数を占める清瀬市のニンジンも有名なほか、日本で初めて農作物として栽培された、小平市のブルーベリーも多くのファンを獲得しています。