多摩地域では、地域密着のお祭りが色濃く残っています。また、花火大会など住民以外の観衆を集める大規模な夏祭りも盛んです。その一つ、「武蔵村山市観光納涼花火大会」は40回以上の歴史を誇り、約2000発の花火が夜空を彩ります。中でも、家族や友人に自分の想いを伝える「メッセージ花火」は必見です。祭りは非日常の一瞬を楽しむイベントです。開催の際はぜひ、参加してみてください。
祭りには謂れがあります。あきる野市は生姜の産地ですが、神社に奉納された生姜は厄除け生姜として人気が出て、ついに秋祭りが「生姜祭り」となったとか。「昭島市民くじら祭」は、くじら?と疑問に思いますが、昭和36年(1961年)、多摩川河川敷でクジラの化石が発掘されたことが発端。地域への愛着と人々のつながりから生まれた祭り。子どもたちの郷土愛を育みます。