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多摩の魅力発信SP

イベントレポート
(たま発!シンポジウム 第2回)

「多摩の魅力」を知ろう、作ろう、考えよう。 たま発!シンポジウム 第2回 地元企業と考える、多摩で働く魅力 平成25年度終了イベントのレポートです

〈第2回〉地元企業と考える、多摩で働く魅力

開催日程
平成26年1月18日(土) 13:00~15:00
開催場所
ザ・ビー八王子
たま発!シンポジウム第2回の様子

第2回たま発!シンポジウムは、基調講演とパネルディスカッションの2部構成で行われました。「地元企業と考える、多摩で働く魅力」をテーマに、事業を展開する場所として、そして働く場所としての「多摩の魅力」について様々な議論が行われました。

たま発!シンポジウム第2回の様子

第2回目を迎える「たま発!シンポジウム」。厳しい寒さにもかかわらず、現役世代を中心に、学生からシニアまで幅広い世代の方にご参加いただきました。

たま発!シンポジウム第2回の様子

第1部は『働きたくなる多摩への展望~今の大学生の強みと弱み』と題して、東京工科大学学長であり、八王子地域23の大学・短大・高専により設立された「大学コンソーシアム八王子」の会長を務める軽部先生による基調講演が行われました。

たま発!シンポジウム第2回の様子

軽部先生からは大学・学生に関わる立場から、多摩地域は、企業・大学・研究機関が多数存在する「人材の一大集積地」である、産学連携など様々な機会を通して企業と学生が相互に理解を深め、学生には卒業後も多摩地域で活躍してほしい、などの話がありました。

たま発!シンポジウム第2回の様子

第2部は『「働く場所」としての多摩の魅力について』をテーマにパネルディスカッションを行いました。多摩地域に本社を構える企業や、多くの企業・学生と接点のある方をお招きし、多摩地域の特長や、企業活動を行う上での利点などを話し合いました。

たま発!シンポジウム第2回の様子

有限会社あきゅらいず美養品 松本氏。多摩地域には、新しい文化が創造されていく可能性を秘めていると思う。意欲・アイデア・知識・経験を持った方も多く、こうした方々とのマッチングを図り、新しい商品・サービスを育んでいきたい、との話がありました。

たま発!シンポジウム第2回の様子

株式会社菊池製作所 一柳氏。多摩地域には大学・研究機関が多く、産学連携が新しい分野への挑戦の後押しになっている。新製品開発には、若者の吸収力やシニアの経験・技術がいずれも不可欠であるが、多摩地域にはいずれの人材も揃っている、との話がありました。

たま発!シンポジウム第2回の様子

シンエイ動画株式会社 山田氏。戦後初の長編カラーアニメ映画を制作した会社が練馬区にあったことから、多摩地域にはアニメ制作に関わる企業・人材が集まっている。職住接近が実現でき、子育て世代のスタッフには良好な場所である、との話がありました。

たま発!シンポジウム第2回の様子

大学コンソーシアム八王子事務局 大熊氏。大学が集積しているという利点を活かすべく、地域・産業・行政との連携に取り組んでいる。学生活動支援、産学公連携などの事業を通じて、学生に多摩地域で働く魅力を伝えて行きたい、との話がありました。

たま発!シンポジウム第2回の様子

毎日新聞社 野島氏。メディアの取材を通して見た企業の人材採用の様子や、将来を支えていく若者に対する大人たちの社会的責任について話がありました。また、多摩地域には、100、200年後を見据えた経営哲学を持っている企業があるとの話もありました。

たま発!シンポジウム第2回の様子

各パネリストからは、求める人材像・育てたい人材像や採用に向けた取組などについても言及があり、参加者からは多くの関心が寄せられました。

たま発!シンポジウム第2回の様子

参加者からは多数の質問が寄せられ、パネリストと共に「多摩で働く魅力」について考えました。今回のシンポジウムが、「働く場所」としての多摩の魅力を再発見する機会となれば幸いです。