イベントレポート
(多摩に眠る“タマてばこ”を探し出せ!)

- 開催日程
- 平成25年7月20日(土)から9月30日(月)まで
- 開催場所
- 多摩地域の6カ所

6つの謎を解いて“タマてばこ”を探し出す参加型謎解きラリー「多摩に眠る“タマてばこ”を探し出せ!」が夏休み期間を中心に開催されました。 複数の市に隠された “タマてばこ”探しを通して、多摩地域各地を実際に踏みしめ、様々なスポットに触れてもらえるイベントとなりました。

当イベントに参加した少年を追ってみましょう。まず謎の地図を手に入れたら、そこには6つの謎が記されています。さあ、“タマてばこ”探しの始まりです。

謎を解読していくと “タマてばこ”の在り処がだんだん分かってきます。謎の地図を手に、実際にその場所へ行って“タマてばこ”を探します。

謎が示す場所をしばらく探してみると、なにやら黒い物体を発見!

無事、“タマてばこ”を見つけられました。箱を開けてみると、中には人々と自然を結び合わせるキーワードが書かれています。このキーワードを6つ集めるとすべての謎解きクリアです!

この日は、井の頭恩賜公園で“タマてばこ”を見つけることができたので、ついでにスワンボートに乗ったり、アイスを食べたりと休日を満喫しました。訪れた地でぶらりと楽しめるのも当イベントの魅力です。

キーワードを集めたら、最後に「発見報告所」と呼ばれるゴール地点に謎の地図を持って行きます。そこで抽選応募アンケートに記入すると、豪華賞品が当たる抽選に参加ができます。

今回、たくさんの参加者の皆さんのご協力のおかげで、“タマてばこ”が無事発見された場所をご紹介しましょう。

まず1つ目は、武蔵野市と三鷹市をまたぐ「井の頭恩賜公園」でした。日本さくら名所100選に選定されており、西園には「三鷹の森ジブリ美術館」があることで有名な都立公園です。

御殿山を背に弁天橋を渡っていくと、休憩所のある広場があります。その中にある1本の木の根元に“タマてばこ”が見つかったと報告が入りました。

2つ目は町田市にある「町田天満宮」でした。毎月1日に骨董市を行っており、60~80店舗の出店で賑わいます。 正面の入口を入ると、牛と狛犬の像が並んでいる様子が特徴的です。

牛と狛犬の像を抜けて右に進んでいくと、たくさんの絵馬が奉納されています。その横にある受付窓口あたりで“タマてばこ”が見つかったと報告が入りました。

3つ目は小金井市にある「黄金の水」でした。小金井市の地名の由来である「黄金に値する豊かな水が湧く」ことにあやかり、深井戸天然水が飲めるスポットです(汲み放題登録500円)。

「黄金の水」の深井戸は「六地蔵」の敷地内にあり、この「六地蔵」の見守る木の根元で“タマてばこ”が見つかったと報告が入りました。

4つ目は日野市にある「高幡不動尊金剛寺」でした。新撰組副長として活躍した土方歳三の菩提寺で、境内には土方歳三の銅像があります。五重塔が象徴的な関東3大不動の1つです。

五重塔を横に見て橋を渡り、九つに重なる山内経之供養塔に向かうと、そのすぐ近くにあるあたご池で“タマてばこ”が見つかったと報告が入りました。

5つ目は東村山市にある「大善院」でした。境内中央には富士山の火山岩があり、三十六童子像が並ぶ光景が特徴的です。

三十六童子像の脇を通り裏に回ると、七福神めぐりがあり、七福神の恵比寿像が見守る木の根元で“タマてばこ”が見つかったと報告が入りました。

6つ目は狛江市にある「泉龍寺」でした。二層式の鐘楼が象徴的なお寺で、狛江駅北口を出ると広がる緑の景観は狛江弁財天池緑地保全地区の一角です。

「和泉」という地名の由来となったと言われている弁財天池の前にある福徳弁財天の近くに“タマてばこ”が見つかったと報告が入りました。