東久留米市
東久留米まちっこ広報部員事業

2025年度の「大学生を対象とした市町村事業のPR」では、多摩地域の市町村の先進的・特徴的な事業の視察を9回開催しました。第1回目は、東久留米市で行われました。3名の大学生が参加し、前半は市の魅力スポットを訪問。後半は、市が今年度から実施している「東久留米まちっこ広報部員」のワークショップを視察し、最後に大学生と市職員が市の広報活動をテーマに活発な意見を交わしました。
スケジュール
- 13:00
- 東久留米駅集合
マイクロバスで移動 - 13:10
- 南沢湧水群視察
マイクロバスで移動 - 13:30
- 竹林公園視察
マイクロバスで移動 - 14:00
- 「東久留米まちっこ広報部員」(こども広報員事業)のワークショップ見学
- 17:00
- 大学生と市職員の意見交換会
- 17:40
- 東久留米市役所解散
「東久留米まちっこ
広報部員」とは


市内に在住・在学の小学生高学年~高校生を対象。年4回のプログラムでワークショップを行い、東久留米市の魅力を発見・取材し、市の広報紙(広報ひがしくるめ)に掲載する記事を作成したり、XやYouTube等の市公式SNSへの投稿を行う活動をしています。子どもたちからの発信によって市民の皆さんにも市の魅力を再発見してもらうことを目的とした事業です。
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プログラムスタート!

「ブラック・ジャック&ピノコ像」について
市職員の説明を受けるプログラムスタート!
晴天の下、東久留米駅を出発。参加したのは、広報、メディア、観光に興味がある大学生です。市職員と一緒に魅力スポットを訪れ、まずは東久留米市を知ることから始まります。どんな魅力のある市なのか、新たな発見に期待しながらプログラムがスタートしました。
まずは、駅西口ロータリーにある「ブラック・ジャック&ピノコ像」を見学。市制施行50周年を機に、作者であり漫画界の巨匠・手塚治虫先生が晩年東久留米市に住んでいた縁(1980年から約10年間)から、ブラック・ジャック&ピノコ像を起点に市内に5か所、デザインマンホールが設置されています。 -
住宅街の中に湧水群!?
―南沢湧水群
南沢湧水の清らかな流れ 住宅街の中に湧水群!? ―南沢湧水群
最初に訪れた魅力スポットは南沢湧水群。住宅地にひっそり佇む湧水群には、緑が広がり、周辺では水遊びをするこどもたちの姿や、水辺で涼む住民の姿も見られ、市民の憩いの場となっています。「落合川と南沢湧水群」は、東京で唯一「平成の名水百選」に選ばれています。
今回は、普段は入れない湧水スポットも特別に見学させていただきました。林の中を歩き、木々の緑と清らかな湧水からマイナスイオンをたっぷり浴び、しばし涼を感じながら散策。大学生たちは、「駅からすぐの場所に、しかも住宅地の真ん中にこんな自然があるとは思わなかった!」と驚いていました。
特別に湧水の湧き出る場所を見学 
住宅地の中に湧水スポットが! -
竹の葉がそよぐ音に包まれて
―竹林公園
この日は暑かったですが、
竹林公園は涼しげでした。竹の葉がそよぐ音に包まれて ―竹林公園
次に訪れたのは竹林公園で、南沢湧水群から約700m離れた場所にあります。6,104 ㎡の敷地には約2,000本の孟宗竹(もうそうちく)が生い茂り、遊歩道が整備されていて竹林の中を散策することができます。竹林公園の中にも湧水地があり、風が吹き抜けるたびに竹の葉のそよぐ音が心地よい場所です。大学生からは「暑い日には涼しくて、竹林の風景はまるで京都のような空間ですね」という感想が聞かれました。

竹林公園の湧水スポット -
東久留米の魅力、どう伝える?
ワークショップでは
市長とも意見交換!
市長と意見交換する機会もありました。 
ワークショップで「まちっ子広報部員」と
意見を交わす場面東久留米の魅力、どう伝える?
ワークショップでは市長とも意見交換!魅力スポットを訪問した後は、市役所へ移動し「東久留米まちっ子広報部員」のワークショップを見学しました。子どもたちは2グループに分かれ、市内の好きな場所・おすすめの場所や多くの人たちに伝えたいことをまとめ、落合川の生き物や東久留米市の農家などを取材することに決定。さらに取材に必要なカメラやジンバルなどの撮影機材の使い方のレクチャーを受けました。
大学生は、市の魅力を伝えるために積極的に意見を出し合い活発に議論しあう子どもたちの活動の様子を見学しつつ、学生同士でも東久留米市の魅力やその発信方法について話し合いました。市長とも意見を交わす機会に恵まれ、東久留米市について若者の認知度を上げるためのアイディアなどについて意見を交換。大学生の目線から直接市長に意見を伝えることができ、とても特別な体験になったようです。

ワークショップで「まちっ子広報部員」と
意見を交わす場面 -
広報アイデア続々!
市職員と大学生との意見交換会
東久留米市職員と意見交換の様子 広報アイデア続々!
市職員と大学生との意見交換会魅力スポット訪問とワークショップ後、市の職員と意見交換会を実施しました。「こども広報員事業」の概要や若年層への情報発信の課題、効果的な発信方法について議論が行われました。
大学生からは、SNS発信の工夫として、多くの若者に注目されるようなハッシュタグの活用が提案されました。具体的には、南沢湧水群や竹林公園には「#自然界隈」、若者向けの消費促進事業には「#お得」といったハッシュタグが良いのではないかという、SNSを使いこなす若者ならではの意見が出ました。
また、SNSが広報の主要な手段となる一方で、学生が利用する駅などでの紙媒体「ポスター」の掲示も効果的であるとの意見も出ました。
市の担当者からは、「大学生の声を直接聞ける貴重な機会であり、広報に興味のある学生からの積極的かつ率直な意見は非常に参考になりました」とのコメントをいただきました。
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視察を終えて
今回の視察を終えて大学生からは、
「普段関わることのできない人たちと一緒に行政の現場を体験する貴重な機会となった」
「東久留米市の魅力について深く意見交換できたのが楽しかった」
「市職員や市長から直接話を伺い、現場のリアルな悩みを聞けたことが印象的だった」
といった感想が寄せられました。
東久留米市が誇る湧水群や竹林公園などの豊かな自然について知ることができ、さらに、実際の行政の現場で抱える課題について考え、意見交換できたことは、大学生にとっては普段なかなか得られない貴重な経験となりました。











