小金井市
小金井みんなの
公園プロジェクト
「play here」

「大学生を対象とした市町村事業のPR」第9回目は、小金井市で開催されました。
2名の大学生が参加し、小金井みんなの公園プロジェクト「play here」のイベントである「栗山公園のんびりデー」を視察しました。
その後の意見交換会では、市長も参加し、若年層への情報発信と市の事業への参加促進について、活発な意見交換が行われました。
スケジュール
- 10:50
- 栗山公園集合
- 11:00
- 栗山公園のんびりデー
屋外エリア視察 - 11:30
- 栗山公園のんびりデー
室内プログラム視察 - 13:00
- 大学生と市職員の意見交換会
@軽喫茶くりやま - 14:10
- イベント関係者への
インタビュー - 15:00
- 関係者意見交換会の見学
- 15:10
- 栗山公園解散
小金井みんなの
公園プロジェクト
「play here」について
障がいのある子・ない子、外国にルーツを持つ子など「あらゆる子ども」が、
だれもが気軽に遊びや体験に参加できるように、市内の3つの公園で
インクルーシブデザインに配慮した遊び場・菜園等を整備するプロジェクトです。
公園をハード整備だけで終わりにするのではなく、地域の方々が障がい者等の特性を理解して、対応を学んでいくことが重要と考え、地域の「理解」を浸透させていくことも進めています。
小金井みんなの公園プロジェクト
「play here」専用ホームページ
小金井みんなの公園プロジェクト
「play here」インスタグラム
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栗山公園のんびりデー屋外エリアを巡って

焚き火に集まりマシュマロを焼いて食べる様子。
大人も子どもも楽しんでいました。
栗山公園のんびりデー屋外
エリアを巡って栗山公園健康運動センターに集合し、視察がスタートしました。
木々の紅葉が映える秋晴れの下、「栗山公園のんびりデー」は多くの来場者で賑わっていました。
「栗山公園のんびりデー」は、障がいの有無や国籍に関わらず、誰もが公園で一緒に遊んだりのんびりしたりすることができる大切さを感じ、互いに考えを深めあうためのイベントです。多様な遊びや体験プログラム、食のブースでの交流に加え、口腔リハビリテーションや地域福祉に関する相談も可能です。
会場は、インフォメーションと焚き火を中央に囲んで、リラックスひろば、あそびひろば、フードとドリンクのコーナーが設置されていました。
大学生たちはこの後の意見交換会に向け、視察を通じて感じたことや発見したこと、疑問に思ったことをメモしながらそれぞれのブースを巡ります。
最初に訪れたリラックスひろばでは、「寝っ転がりスペース」で来場者が思い思いに太陽や風を感じながらゆったりとくつろぎ、心からイベントを楽しんでいる様子が伝わってきました。
次に訪れたフードコーナーでは、出店者が明るい笑顔で積極的にコミュニケーションをとりながら接客する姿が印象的でした。大学生も、「この後の昼食は何を食べようか」とわくわくしながら見学していました。
焚き火の周りには大人も子どもも集まって、薪をくべたり、マシュマロを炙ったり、焼き芋を焼いたりして、暖を取りながら温かいおやつを楽しんでいました。
その後、あそびひろばへ移動すると、しゃぼん玉、輪投げ、お絵かきなど、思い思いに夢中になって遊んでいる子どもたちで賑わっていました。 -
室内で楽しむプログラム

室内でのびのびと楽しく過ごせる
プログラムも用意されていました。室内で楽しむプログラム
屋外エリアをひと通り視察した後は健康運動センターに移動し、室内プログラムを視察しました。
フィットネスルームでは、リズミカルな音楽とスポーツメンタルコーチの掛け声に合わせて、ジャンプしたりポーズをとったりするリズムジャンプ教室が開かれていました。体を動かすことが苦手な方でも大歓迎のプログラムで、それぞれの楽しみ方でゴールに向かい、応援する声も相まって会場全体が盛り上がっていました。 -
市長も交えた意見交換会

市長との意見交換の様子 
市長も交えた意見交換会
午後は、健康運動センター内のカフェ「軽喫茶くりやま」で、市職員からプロジェクトの概要や今後の取組について説明を受けた後、2つのテーマで意見交換を実施しました。
ここでは市長も参加し、学生たちは少し緊張した面持ちで臨みました。市長は若者や子どもからの意見に深い関心があり、学生一人ひとりの考えにも真摯に耳を傾けて、様々な意見が行き交う活発な会となりました。
また、自治体は情報発信するだけになっていないか「広報の在り方」も話題になりました。
1.小金井みんなの公園プロジェクト「play here」に対する大学生の視点
①参加のきっかけ
・自治体の事業に興味があるため。
・ボランティア活動に興味があり、地域との繋がりが見られる現場を見てみたかった。
②プロジェクトに対して感じていたこと
・障がいのある方々と地域の人々の交流を創出するイベントはとても良いと感じた。
③のんびりデーを体感してみて、感じたこと、プロジェクトの見方の変化
・イベント関係者、参加者の皆さんが生き生きとしている。
・イベントの運営側の方々の対応がとても親身で丁寧だった。
④のんびりデーを体感してみて、障がいのある方に対する今後の接し方
・正直、接し方がわからなかったが、特別扱いする必要はなく、自分との共通点を見つけて接していこうと思った。
2.「若年層・無関心層への効果的な発信方法・行動変容について」
①若年層や無関心層に対する効果的な発信方法について
・市報はあまり見ることがないので、SNSの通知が効果的。
・ショート動画の発信が効果的だと思う。
②若年層や無関心層が「当事者意識」を持ち、実際に取組に参加しようと自ら行動へ移すために必要なことは何か。
・若者がイベントの運営側として参加する機会が必要。
・「人の役に立ちたい」と思っている大学生は多いと思うので、自治体事業でボランティア活動ができる機会を積極的に設けてほしい。
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インタビューを通して、
それぞれの思いを聞く
「スナック都ろ美」のしずこママ(通称)
にインタビューする様子
ボランティアで参加していた
都立大学の先生にもお話を伺いました。インタビューを通して、それぞれの思いを聞く
室内プログラムの視察後、再び屋外エリアへ移動し、イベントの関係者にインタビューをしました。
最初に訪れたのは、摂食えんげ障害コミュニティ「スナック都ろ美(とろみ)」の「もぐもぐスタンド」です。ご家族に摂食えんげ障害がある方やその支援者のコミュニティで、スナックに見立てて経験や体験を共有し、安心して話せる場や困りごとの解決を進めるなどの活動をしています。
外食できる場を増やすための行動や、その場で食べやすく加工して提供する工夫など、実体験に基づいた説明や実演に大学生たちは興味津々でした。
次に東京都立大学の益子先生にインタビューしました。
このイベントにはボランティアで参加していて、自校の学生たちにも声かけをしてボランティアを増やしています。なかなかボランティアに踏み出せない学生たちも、自身と一緒にイベントに参加してもらうなど、機会を多く提供する工夫をしているとのお話を伺うことができました。
特に、参加した大学生にとっては、大学という共通の接点から益子先生を身近に感じることができ、自身の在籍する大学との違いなど、他の現状を知る貴重な機会となりました。
ボランティアで参加していた
都立大学の先生にもお話を伺いました。
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視察を終えて
視察を終え、大学生から「視察を通して、障がいのある方や地域のつながりについての意識が自分の中で変化した」「まち、ひと、どちらも魅力にあふれているし、それを伝えたいという想いを持った方々がたくさんいらっしゃるので、「参加型」の発信が有効だと思った」などの感想があがりました。
イベント関係者は、今回の視察を大学生に興味関心を持ってもらえる貴重な機会と捉え、非常に喜びをみせました。市職員は、「今後の広報の在り方について、改めて考える機会となったとともに、このプロジェクトは人を通じて拡がることが効果的であると考えているため、普段接点の少ない大学生に知ってもらえる貴重な機会だった」と語っています。













